主催の責任、何人体制か
何か場づくりのことを考えた時にまずは自分が主催になります。「こういう場が必要なので誰かにやって欲しい」は今の言葉でいうテイカーが過ぎるので、「自分がやる!」という決意でお願いします。
さて、場づくりの主催の本体について考えてみます。
①グループ制(権限平等)
「こういうのがあったらいいよね!」で友達何人かと盛り上がったりして場づくりに進むパターン。意思決定も楽しい話し合いで決まる感じです。その勢いのままやろうとしたとき、「何かあったらどうしよう」とはなかなか考えが及びません。でも、ちょっとは考えておくと良いと思います。あと、主催のグループ制はうまく行ってるときはすごく良い(話し合いに多様性が出るので)けど、いつかはバンドでいうところの「音楽の方向性の違い」が出てきます。そこをうまく舵が取れないと人間関係が悪くなります。(悲しい)
ただ、ありとあらゆる場づくりはここから始まるのではないかと思います。初期衝動はとにかく強いので、人を引き付ける魅力を持ちます。
②グループ制(リーダー存在)
いろんな活動を見ていて、このパターンが一番多いのではないかと思います。リーダーのもとに会計や渉外や広報の担当者がいたりします。学生サークルとかの多くもここに含むのでは。メリットは責任がはっきりしていて、グループメンバーもそれぞれが自分の得意なことに専心できること。デメリットはリーダーに求められるものが大きすぎて疲弊してしまうこと。メンバー一人の要求は小さくてもメンバー全員の要求をまとめると大変な量になってたりします。グループのやってることに意義があると思えばたまにはリーダーをねぎらったりするのも大事。あとは責任者が独裁始めたり、不満に思ったメンバーが革命が起こしたりする可能性を棄却できないことだったりします。(悲しい)
ただ、グループメンバー募集が公募なのか、メンバーからの声掛けや交流のある人からの推薦のみなのかで運営の難易度は変わってくるかなと。気心知れてる人とやるのはやっぱり楽なので。いや、リーダー大変よ。身近にいい感じの場づくりしている人がいたら、やってることをほめそやしてください。
③一人親方制
小規模なイベント、ジン製作、はここに属するものが多いのでは(私がここに書いてるブログもそうですね)。ただ、参加費のあるイベントだったり、集まる人が30人くらいを超えてきたら何らかのお手伝いが必要で②のグループ制に移行するかもです。規模が大きい場合、足りない部分は外注するしかありません。また、場所代が高額で一人で背負いきれない場合はクラウドファンディングが必要かもしれません。
苦労はそこそこ大きいけど、周りに振り回されなくて済むのが大きなメリットです。自分でできる範囲のことをやって、作った場をずっと維持していくのに向いていると思います。
④委員会制
映画とかでよくある「**製作委員会」みたいなものです。1回きりの場づくりで人々が集まって運営グループを作るイメージです。00年代の東京のプライドパレードはその年ごとに委員を募っていました。長期運営する体制はなかったんですよね(昔話)。ある程度ボリューム感のある場づくりに向いていると思います。(参加者の多いイベント、寄稿者の多いジン作成など)
そして開催主体を企画書に織り込んでみる
前回、例として挙げた読書会ですと③、トークイベントだと③か④になると思います。ですので、開催主体としてその旨記載すると良いと思います。あと、グループや委員会の名前は良い感じのを考えると楽しいですよ。
そして後で反省しない名前を。私は深く考えずに2000年に開設した個人サイトに「鬼レズはマッハで走る」とネーミングしたので、その後四半世紀にわたって「鬼レズさん」と呼ばれています。なので良い感じのグループ名を考えてね!!!
協力者はいる?
トークイベントや講演ですと登壇する人を外部から呼ぶと思います。がんばって真摯に企画書を書けば、わりと皆さん来てくれますよ。その時はどの程度お車代を包むかを考えて、依頼メールなどに最初から織り込んでおいてください。ここをなあなあにすると、あとでグダります。条件面は最初から明確にしましょう(痛い目を見た記憶を反芻しつつ)。自分が無償ボランティアベースで動いているとお礼の金額について甘く考えがちですが、みんながみんな社会正義に燃えているわけでもないですし、呼んだ内容が相手の本業にかかわることでしたらきちんと包まないと相手の仕事を軽視することにもなります。そして、講演料などはそのまま参加費に反映するのでシビアに考えましょう。(とまた古傷がうずきます)。
また、一人親方の時に限らず、人手が足りないときは受付や音響や記録係やいろんな人に手伝ってもらうと思います。多くの人は意気に感じて無償でやってくれることが多いのですが、そこに甘えないようにしたいですね(自戒)。
ついでにターゲットにも触れてみる
読書会の場合は参加者がそのままターゲットですが、開催後にSNSで「こんなだったよ」って感想をポストすると、投稿に反応した人がプラスのターゲットになるかもしれません。ちなみにトークイベントはターゲットが多岐にわたるので宿題にさせてください。ただ、ターゲットが決まっていれば適切な広告戦略が打てるので、ここは重要ですよねー。
そしてWhere
場づくりをどこでやるか。リアルだったりネット上だったり(ハイブリッドもあります)。これは超重要なことですので、気合を入れて書いていきたいと思います。待て、次回!!!
