活動の場づくりDIY⓪(何をするか、自分にできるのか)

大前提として私がレズビアンで、レズビアンのビジビリティ(可視性)はすごく大事だ、という立場にまずあって、他のセクシュアリティなどについては不十分な配慮しかできないと思います。そこはご容赦ください……という言い訳をしてから。

何らかイベントをするときにまず大事になるのが「誰とやるか、どこでやるか」だと思ったのですが、それ以前のゼロ番地として「何をするか、自分にできるか」という大前提がありました。DIYなのに「作る」という実際のハウツーにならなくて、本当にすみません。でも、ここって大事なので、自分なりに書いていきます。

何をするかを最初に書こうと思ったのは、意外にここがぼんやりしている人が多いからです。「なんかしたい」と思っていても何をしたらいいのか分からない。聞いてみると「交流をしたい」と言うだけ。いや、「交流はどうやって交流するかが大事よ!」と、以下老婆心の奔流になりそうなところをグッと我慢しています。交流は良いのですよ、交流は。問題は何で交流するかです。

好きなことをやる

まずは「自分が好きなことをやる」です。読書が好きなら読書会、アニメが好きなら鑑賞会、カラオケが好きならカラオケ会、みたいな感じです。熱意というのは人をひきつけますし、イベントの取り回しの難易度が一段下がります。例えば私はカラオケを全くやらないので、料金体系もチェーンごとの特色も全く分かりません。やろうとしたら、各店舗の料金表を見たり、グーグルマップで立地を調べたりから始めないといけません。それ以前に興味のないことをするのは気が重いというかやる気が出ません。そういう部分があるので、はじめは好きなことをするのが良いのではないかと思います。

もう本当に当たり前のことでごめんなさい。

自分にできることをやる

そして、自分にイベントを実施するだけの能力があるのかです。これを読んだら「結局、能力主義かよー」って話になりそうですが、待って!閉じないで!(サンストーン)

イベント主催の「知名度」ってバカにならないのです。例えば、SNSのフォロワーが1000人超えていたら何も考えずに好きなことをやればいいと思います。きっとヘルプしたいという人も自然に現れるでしょうし、お膳立てに乗っかるだけでそれなりの成功を収めると思います。そんな人は「こんなことやってみたいんだけどー」って試しに言ってみたらいいんじゃないかと思います。

そうではない場合の「能力主義」の話に移ります。しょっぱい話になりますが、少し我慢してください。大事なことを書いていきます。

身に余る計画を立てていないかの確認というのは本当に大事です。数十年の活動生活でもほんの数人しか見かけていませんが、活動経験が薄くて協力者もいないのに100人超えが予想される規模のイベントをぶち上げる人がいます。どう考えても主催に複数人数が必要なのにその準備ができない。やることが多岐にわたるけど、自分一人しかいない。分身の術は使えないので、手におえる範囲で考えましょう。周囲も心配しますし、困惑します。(妄想するのは良いと思います)そういう大事故を防ぐのが企画書です。

計画自体はふんわりでもいいのでまず企画書を書くことをお勧めします。書くことで規模感や逆算スケジュールなどが見えてきて、自分でできる範囲のことが分かってくると思います。ここを見誤ると悲しいことになります。今はAIに作らせるとか、先達に教えてもらうとかできます。この辺使い倒すのも「能力」のうちではないでしょうか。もちろん、友達に声をかけてなんとなく集まる、なら企画書なくてOKです!ただ、場所を借りたり、参加者公募したりの場合は企画書がないと話が先に進みづらく、苦戦を強いられます。

次回こそ使えるハウツー「企画書作り」に進みます。よろしく!